【みい編vol.3】無気力プレイは時間停止のアダルトビデオ

■ソープで盗撮?

(ソープで盗撮ってどうやんだよ、、)

どの店でも毎回プレイ前には必ず言われる盗撮NGの注意事項。過去にどんな事例があったのか想像もつかない。

デリヘルなら先に部屋にいる客がカメラを仕掛けてるケースも考えられるけど、入室から退室まで女の子が客につきっきりのソープや箱ヘルで盗撮するやついるの?

(スマホじゃ無理だし、何かに仕込んだ専用の小型カメラ?でもそれってドコに置くのさ?)

ある程度高い場所にカメラを置かなきゃ撮影できないし、カバンの外に置く私物ってせいぜいタバコか腕時計くらいじゃないの?

(あ、タバコケースにカメラ仕込んでテーブルに置くならあり得るか、、?)

うーん、そう思うとなんだかカバンからタバコを取りだしづらくなった。これだけ警戒心の強い子に変な疑念は与えたくない。

銃と誤解されないよう、上着の内ポケットに手をやるアメリカ市民はこんな気持ちなんだろうか。彼らは命が掛かってるけど、コッチも人生が掛かってるし、ヘタな動きはできない。カメラが仕込まれてないことを証明してまでタバコを吸うのもなんかイヤだ。

(今日はタバコはやめとくか。ホントかどうか知らんけど、一応相手は18歳だし)

オレ以外の客にも毎回やってるとはいえ、信用されてないことは間違いない。みいちゃんの不信感にちょっと動揺していろいろ考えてる間に、いつの間にか彼女もサクッと制服を脱いでいた。

学園系ではイチャイチャしながら女の子を脱がすのも楽しみの一つなのに、まだみいちゃんに指一本触れていない、、

■想像をはるかに超えるタトゥ

(・・・え?!遠山の金さん、、?)

全裸になったみいちゃんを見てびっくり。ヒジから手首までだと思っていたタトゥは想像をはるかに超えて肩までガッツリ入ってる。服で一部隠れている写真を見て、ヒジから先だけだと勝手に誤解していた、、

知識がないからタトゥと和彫りの違いもよくわからんけど、とにかくすごい。あまりに彫りが濃すぎて、左腕の肩から先が紫色に見える。

その昔危険な仕事につく男が、万一の時に遺体を判別する目的で彫ったのが刺青の始まりだという説を聞いた事あるけど、この子は何が目的なんだろ?何かの覚悟を示すため?それともファッション?

(・・一応設定は18歳ですよね、、?)

南太平洋の島々みたいな文化的な理由でもなければ、どこかの宗教的理由ってわけでもない。若い女の子がコレだけ威圧的なタトゥを入れる目的って、何なんだ、、

強制的?自暴自棄?まさかオシャレのつもりではないよね、、?

「え?コレかわいいでしょ?」
「いいえ、かわいくはないです」(キッパリ

こんなやり取りはイヤだ。人生観の交差点が見い出せない。まだ自暴自棄の方が会話になる気がする。

注目して見て欲しいのか、それとも直視してはダメなのかすら判断に迷う。

「見て欲しい」or「見ちゃダメ」

コレ系の難問は、開いた胸元とミニスカだけにして欲しい。

(とりあえず、触れずにいくか、、)

それにしても学園系の10代でこのタトゥって、寿司屋でエビを注文したらトムヤムクンが出て来たくらいの衝撃。香辛料強過ぎでしょ、、

■無気力プレイ

ただでさえコミュ障なのに、どう触れていいのかわからないみいちゃんとはいつも以上に気まずい。

俺「この店、なんかキレイな作りだね、、」
嬢「そうなの?他の店知らないからわかんない」

俺「休みの日は何してんの?」
嬢「別に何もしてない」

何を聞いてもバッサバッサと切られてしまう。

(久々の地雷だわ、、)

こういう時は割り切ってコミュニケーションを諦めてエッチに専念した方がいい。逆にこんなに愛想が悪い子でも、たった16000円でセックスしてくれるのだと思うと、風俗の世界はホントにコミュ障に有りがたい。

(でも、あまりプレイは期待しない方がよさそうだな、、)

デリヘルのまきちゃんとはあんなに楽しかったバスタブも、ただ膝を突き合わせて入浴してるだけ。ささっとあがってベッドへ移動した。

(やっぱり、このパターンね、、)

みいちゃんは自らベッドに横になり、(じゃ、好きにどうぞ)という体勢。受け派というより無気力派。ま、タトゥは別として若くてむっちりしたカラダはキレイだし、好きにしてと言われりゃそれはそれで有りがたい。

無気力な女の子のカラダをナメまくるのは、見方によっては”時間停止”のアダルトビデオ。ある意味オトコの究極の妄想。前回の熟女ヘルスでは”受け”だった分を取り戻すようにナメまくった。

みいちゃんは目と口を真一文字に閉じてベッドに横たわってる。

(前もこんな感じの子、いたな、、)

「感じてはいけないフーゾク嬢24時」でもやってんのか?オレのテクニックが無いせいかもしれないけど、ポーカーフェイスの必要ある?ま、いいけど。

嬢「ハアっ、、ンンっ、、アン、、」

おっ、クリトリスの感度は意外といい。そりゃ「無愛想=感度悪い」というわけじゃないか。

嬢「ね、交代しよ」

指を入れて手マンを始めたところで、みいちゃんからの交代申請。”時間停止”のアダルトビデオプレイが終了。やっぱりせめられるのが好きというわけでもなさそう。

予想通り雑なリップ、雑なフェラチオで一応ルーティンだけはこなし、ゴムの用意を始めた。

(あの、、まだ勃ってないんですけど、、)

オレの半起ちのフニャチンを、まるでドレッシングを振るようにゴシゴシしごいてなんとか勃たせようとするけど、こういう時は懸命にやればやるほど萎える。熟女のフェザータッチが懐かしい。

なんとかゴムを装着し騎乗位にはなったものの、単調なピストンでは中折れしてしまって2回ゴム交換。オレのチンコと同じくらい、みいちゃんの心が萎えてるのが伝わってくる。

「お願い、精子さん、早く出てきて~!」とお互い祈りながらプレイを続け、結局ゴムを外して素股で発射。

気まずい空気に耐えられずそそくさと退店した、、