【かな編vol.2】マットは少数派と知った、、

■ニガテな店員
この店は周辺の店とは異なり、60分の前日予約は受けない強気な店。それだけ人気店という事なのかな?店構えはゴージャスで、入店すると茶髪でヒゲをはやしたヤンチャな店員が元気よく出迎えてくれた。類は友を呼ぶという言葉通り、似たような系統の店員が他に4,5人いる。まるで魚市場のような活気。コミュ障でビビりの自分が一番苦手な人達、、
店員の数だけ見ても流行ってるのはわかるし、待合室には客も5,6人いるのでプレイ中の客も入れたらかなりの数になるはず。平日の昼間にこれだけいるのは初めて見た。といってもまだ4店舗しかしらないド素人だし、もっと流行ってる店は他にもあるだろうけど。
それにしても、初めての風俗にこの店を選ばなくてよかったと心底思う。気弱な自分は店員の風貌からくる威圧感と、周りの客の視線(もちろん誰も見てはいない)に耐えられず、退店していたかもしれない。待合室に店員が常駐しているのも初めて。息苦しい。
幸い、支払いやサービスに関する心配は過去数回の経験でなくなりつつあったので、その分の余計なストレスはなかった。とにかくこの息苦しい待合室を抜け出しさえすれば、あとは楽しい時間が待っている。はず、、
お願いだから早く準備して、かなちゃん、、
■ 水○希子似の美女
待合室の重圧から脱出し、かなちゃんとご対面。期待通り、かわいい。目を優しくしたショートカットの水〇希子という感じでメチャクチャ美人。おしとやかで気弱な感じで、どうしてこの仕事を選んだのか不思議なくらい。いや、金以外に理由はないのはわかっている。
部屋に入るとお茶を飲みながらしばしご歓談。この業界は経験が浅く3ヶ月くらいで、今月辞めて事務職に就くらしいが、次の職場のオトコが羨ましい。かなちゃんみたいなおしとやかな美人が直前までソープで働いていて、毎日オトコのアレを咥えていたなんて知ったらビンビンになるでしょ。もしかしたら自分の身の回りにもそういう子がいるのかもしれないと妄想する。
いつも通りマットをお願いした。
かなちゃんはプライベートでも受けのようで、テクニックはない。ただ、それがまたいい。おしとやかな美人がオレを気持よくさせるために不器用に腰を振る。それがたまらなく興奮した。
キレイなクビレを眺めながらたっぷりと騎乗位を堪能し無事発射。大満足。でもかなちゃんはオレがイクまでに時間がかかった事が気になったらしい。
「ごめんね、下手で、、あんましマットやった事ないから。」
かなちゃんはこの店に在籍している間、数回しかマットをやった事が無いとか。「ソープ=マット」と思い込んでいた自分には意外だった。これまで癒されたいという気持ちで毎回マットをお願いしていたけど、世間的には少数派らしい。ベッドで責めたいオトコの方が多いってことか。ま、そりゃそうか。でも今の自分にはソープに来てマットをやらないなんて考えられない。ローションが苦手という客もいるとか。こんなに気持ちいいのに、、