【ゆな編vol.3】あの、40分なんですけど、、

■タクシーならワンメーターの安い客

早朝6時10分、ゆなちゃんと対面。

「おはよう~!よろしく~!」
「あっ、、おはよう。」

ゆなちゃんは20歳で、全く人見知りしない。初見のオッサンに対し、昔からの知り合いのようにフランクに話す。コミュ障の自分にとってはこんなにありがたいことはない。たわいもない話を大きな出来事のように話し、ケラケラ笑う。話を聞いて欲しいというより、ただしゃべりたい、そんな感じの子。

部屋に入ってもとにかくしゃべる。ココはソープなのかキャバクラなのか、一方的に話し続けてくれるので楽ではあるのだけど、ビビりの自分は時間が気になって仕方ない。

「あ、そうだ、何か飲む?」
「タバコ吸う人?いいよ、気にしないから」

コッチが気にするわ。タクシーならワンメーターの安い客なのに。

(今日は40分しかない、、 そろそろ脱がなきゃ、、)

オレが勝手に上着を脱ぎ始めてようやくゆなちゃんは自分の仕事を思い出したようで、手伝ってくれた。服をたたみながらもずっとしゃべり続けている。相手に任せてほっといたら会話で40分過ぎてたかもしれない。それにしても知らない相手にこれだけ楽しそうに話せるって、うらやましい。

(もしかしたらオレが40分の客ってフロントから伝わってないのかな?60分とか80分と勘違いしてる?)

そんなことはないと祈りたい。

 

■だんだんどうでもよくなる

正直、スタイルはあまり好みではなく、小柄で上から下まで”ストン”とした体型。ちょっと太めなのにおっぱいはのっぺりしている。貧乳好きの自分でもちょっと違和感があり、胴体に乳首がついてるといった印象。

それでも”ワンメーターの客”という雰囲気は一切見せずに、とにかく明るくよくしゃべり、よく笑うので好感が持てる子ではある。天然キャラな面もあり、まさかこの真冬の湯船に”水”を溜めている。コロす気か。

ま、おかげでバスタブに入らず時間を少しだけ取り戻せたけど。それにしてもボディソープのボトルが倒れただけで笑ってる。そんなにおもしろいのかな?不思議。

最初は振り回される感じだったけど、キャラを把握したらちょっと楽しくなってきて、風俗経験で初めて自分が主導権を握って遊んだ。エッチなお願いではなく、笑いを要求する。変顔だったりモノマネだったり。ゆなちゃんは話好きなだけじゃなくノリもよく、何でもこたえてくれる。ま、40分の12000円だし、別にいいや。

ライブチャットで画面越しに”アレやってコレやって”と女の子にお願いするのに似ていて、言い方は悪いけどまるでゲームのコントローラーを握っている感覚。イジられても笑ってる。

コミュ障でビビりの自分が、女の子に対してこんな接し方をした事は過去に記憶にない。フーゾクという特殊な空間だからこそできる、というのは間違いない。スタイルが好みじゃないからヤケになってるのもあるけど。で、プレイはこれから、、