【ゆう編vol.2】ソープ嬢ドラフト会議

■希望の選手は3人

店がオープンし、先客から受付け開始。誰を指名するのか緊張して見守る。

(あっ、一番イイ子取られた!、、)

一位の選手ははやくも指名に失敗。ま、そりゃそうだ。誰だって狙ってる有望選手、これは仕方ない。でも保険であと2人あるから大丈夫でしょ。そのために早く並んだんだし。

自分の番がきた。

俺「えぇ、、っと。○○ちゃんで、、」(あれ?写真がない、、)
店「あぁ、○○ちゃん、今日お休みになっちゃたんですよねぇ。」
俺「あ、そうなんすか、、」

二位の選手はドラフトを辞退したらしい。でもこれは想定内。そういうこともあると思っていた。ま、3人のうちなら誰でもいいし。

俺「じゃ、○○ちゃんで。」
店「あぁ、、○○ちゃん、ちょっと遅れてるみたいで、8時になっちゃうんですけど。」

 

8時?!今はまだ6時、、

三位の選手はまさかの進学希望。あと4年待つのか。(錯乱
これは想定外。選択希望選手が3人いたら大丈夫だろうと思っていた。

俺「あ、、あと誰イケます?」
店「すぐイケるのは、この子ですかね?おススメですよ」

店のおススメを素直に信じるわけにはいかない。けど他に選択肢が無い。

俺「じゃあ、その子で、、」

まったくの想定外。ソープ嬢ドラフト会議に失敗。
いや、伸びしろある選手かもしれん。

 

■早番が早起きしてるとは限らない

消去法で選んだゆうちゃんは結構年齢いってる。はず、、
どうみても熟女。これで20代だったら驚く。ドラフト外で入団した助っ人。

かわいらしい若手熟女のさおりちゃんと違い、ボリューミー。
顔は悪くない。(上から目線

「あ、朝早くからゴメンね。寝起きだよね?」

心にもない気遣い。ゆうちゃんは酒もタバコもやってないらしいのに、声はガラガラ。

「ん?大丈夫だよ、寝てないし笑」

ま、生活パターンはいろいろある。

「デリ明けだから」

ん?”デリヘル終わり”ってこと?そんなパターンあるんだ。まるでナースの夜勤明けみたいな言い方。

部屋に入ると雰囲気作りなど無しに、ゆうちゃんが勝手にサッと服を脱ぎ始めた。仕事感満載。40分の短い客だしどうせリピーターにはならないだろうからさっさと済ませようという空気感。

 

性欲を満たす以外にココへ来た理由が無い自分と、金を得るのが目的のゆうちゃん。コミュ障の自分にとって、この浅い関係が妙に心地いい。デリ明けで疲れてるのか、もともとそういうタイプなのか、スレた雰囲気。無感情にルーティンをこなしていく。

ゆうちゃんは中世の裸婦絵画のようなスタイル。ヨーロッパ人には好まれるかもしれない。長い髪、大きな胸、ふくよかな腹、丸みを帯びた大きな尻。ま、見る人が見ればいいスタイルなんだろう。顔は好みのタイプではないけどなんか妖艶な印象で、唇が厚く、ちょっとふっくらしたエロい顔。

自分はどっちかというと細身の子が好きだけど、こういうムチッとした体つきが好みという人が多いのもなんかわかる気がする。抱き枕のようなフワフワの体にはまた別の魅力がある。

それにしてもデリヘルとソープの掛け持ちって、なんでだろ?営業時間が違うからフルに働くためかな?ちょっと気になって聞いてみた。

「ん?別に、、 アタシだいたい何でもやってるから。」

デリヘルとソープの掛け持ちというレベルじゃなくて、いろいろやってるうちのひとつという事?
一体何をやってるんだ、、 気になる。