【さおり本指名編vol.3】本指名料ってやっぱ必要だわ

■コミュ力の格差
「あ!この前、京都行ってきたよ!」
これも前回の会話の続き。確かに旅行の話で盛り上がって”京都行きたいよね”と互いに言った記憶がある。ちゃんと覚えてて、わざわざ教えてくれた。薄っぺらい会話で終わる自分とは違い、実際に行っちゃうさおりちゃんの行動力。
コミュ力の無い自分は会話でネタを消費してしまって次に繋がらないけど、コミュ力高い人は会話から次のネタをつくるんだよな。スゲぇ。
“もう話す事ないよな?どうしよう?”というオレの心配をよそに、さおりちゃんは次々と”続編の新作”を提供してくれる。格差はさらに広がる、、
■下着クイズ
「えっ、、このまえと同じ下着じゃないよね?!やだ、どうしよう、、大丈夫?」
さおりちゃんは脱ぎながらそんなことを心配している。正直、前回の下着がどんなのだったかよく覚えていない。昨日と同じならともかく、ずっと前に着てたのと同じでも気にしないし。でも女の子はそういうコトも気にするんだな。さて、コミュ力の乏しいオレの答えは、、
選択肢1「前どんなんだったっけ?覚えてないんだよね。」← 失礼
選択肢2「この前は、、赤じゃなかった?」← ウソ
選択肢3「ハハッ、、」← 無回答
どう答えたらいいかわからない質問をされた時って、だいたい”失礼”か”ウソ”か”無回答”しか頭に浮かばない。選択肢にそもそも正解が入ってないからいつもハズレを引く。こういう時、
“むしろオレの下着、大丈夫かな?笑”
くらいに軽くかわしたい。
■言ってないことまで覚えてる
それにしてもさおりちゃんは居心地がいい。”何を話そう?”と心配してたのがアホらしくなるくらい気が楽。ま、だからこそ初めて本指名するならこの子、と思ったわけだけど。
オレが”マットが好き”と言ったのも覚えてて、”今日もマットがいい?”と先手を打って準備する。
好きと言った足裏おっぱいマッサージは前回よりも乳首のアクセント多めで念入りにやってくれた。でもこれは想定内。会話を覚えてるんだから、好きと言ったプレイは当然覚えてくれてるはず。
ただ、前回衝撃を受けた二つのプレイ、足指舐めとアナル舐め。アレは好きと言った覚えは無い。足指やアナルを責めてもらうのがあまりに申し訳なさ過ぎて
“それイイ”
“もっとお願い”
だなんてとてもじゃないけど言えなかった。
ヤメて欲しいけどヤメて欲しくないと思いながら声を押し殺して、ある意味気持よさに”耐えて”いたのがさおりちゃんにはバレていたんだろうな。
”コレ、好きだったよね?”
といわんばかりに時間をかけてアナルを責めてくれる。隠したと思っていた性癖がバレてたことで恥ずかしさ倍増。もちろん丁寧に責められて気持よさも倍増。尻の筋肉にこんなに力が入ったことって他に思いつかない。
この状況でチンコに軽くデコピンでもされたらその衝撃で精子が飛び出す自信がある。
危うくゴムをつける途中に発射しそうになったけど、挿入までなんとか耐えた。フィニッシュは乳首を舐めながらのスパイダー騎乗位。これも好きなヤツ。
客の好みとペースを考えながら最高の料理を提供する。”銀座 久兵衛”かよ。ミシュラン風俗ガイドが出たら間違いなく三つ星。
これが本指名ってヤツか、、
前回は旅館の女将のような”一期一会”のオモテナシ。初見の相手に最善を尽くす感じ。
今回はまるで執事のような”わかっている相手”へのオモテナシ。相手を知っているからこそできる、ニーズに合ったサービス。
なるほど、1回目と2回目ではクオリティが全然違うんだな。
“2回目以降は安くなるのが普通じゃね?”なんて思っていたのが恥ずかしい。本指名料ってやっぱ必要だわ。
何度も回を重ねるとまた全然違う楽しみがあるんだろうな。いつかまたさおりちゃんを本指名したい。