【るな編vol.8】オトナのおもちゃ初体験!

■初めて電マを使う緊張感

「あ、おもちゃ使ってもいい?」

オプションで付けたおもちゃの”使用許可”を取る。
この時点で”無抵抗な女の子を無理やり”という設定は台無しだけど、まあいいや、雰囲気だけでも。

「うん、いいよ」

ありがとうございますっ!

さて、まずは電マか、、ドキドキする。なにやら見覚えのあるピンクの小さいヤツ。
アダルト業界って広いようで狭いのかな?初見のはずなのになぜか知ってる。

いやいや、電マはあくまでマッサージ器具。
勝手にアダルト業界に編入してはいかんでしょ。
メーカーさんはそんなつもりで作ってない。はず、、


スイッチオン。
おっ、電池式なのにけっこう振動が強いんだな。

まずは尻周りから舐めるように電マを当てていくけど、意外と弾かれる。
大げさにいえば道路工事で地面を固めるアレを使ってるみたい。
少し強めに抑えなきゃしっかり肌に当たらない、、

よし、いよいよ。
手を壁にはりつけたまま足を開いてお尻を前に突き出してもらい、
セクシーなポージングで股下から責めてみる。

“ぁん、、”

寝言くらいの声。
拘束具を使って”嫌がる子を無理やり”という設定なのに性格的に言葉責めなどはできず、むしろ気遣ってしまう。

「大丈夫?体勢キツくない?」


このシチュエーションに最もふさわしくない言葉。自ら雰囲気をブチ壊し。
しばらく攻め続けるうち、ちょっと不安になった。
るなちゃんは最初の”寝言”以降、ずっと無言&無反応で壁に手を当てながら目を閉じている。

(ところでコレ、キモチイイの?)

ライブチャットで”電マが好き”という女の子は何人も見てきて、
むしろ嫌いな子はいないんじゃないかと思ってた。

と同時に、自称オナニー検定2級の自分は電動式のオナホも使った事があり、
同じパターンの振動が続くと不快になって逆に冷めるのも知っている。

男と女では違うのかな?

(ああ、ヤバい、どうしよう、、?)

今、るなちゃんは気持ちよさに浸っているのか、それとも不快さに耐えているのかわからない。

(ちょっと強くして刺激を変えてみるか、、?)

こんな不安な気持ちで責め続けるなら、るなちゃん自身にキモチイイところに当ててもらった方がいい。
あ、そっか。ここで”オナニー鑑賞”が役に立つわけか。

オプションつけとけばよかった。いまさら手遅れだよね?
“ソコ全然気持ちよくないよ”なんて思われてないかな?不安だ。
オナニー鑑賞さん、”楽しみ方がわからない”なんて言ってごめんなさい、、

■電マがキモチイイのかわからない

これ以上は無理、、
電マを当て続けても、るなちゃんが気持ちいいのか不快なのか分からない。
電マの”ブーン”という乾いた音だけが部屋に響いてる。るなちゃん、なんで無言なの、、?

そりゃ”気持ちイイ?”と聞けば”気持ちイイ”と答えてくれるに決まってる。

でも全然濡れる様子もない。

この状況で、どうやってバイブを使うんだ?
さすがに乾いたままのアソコに挿入するのは気が引ける。
ローションを使うか、、?

オプションで付けたバイブは戦況を見守りながらベンチで待機している。
試合前からユニフォームを着て準備してたのに。
敗戦を覚悟した表情。今日はどうやらカレの出番は無い。

“今回はただおもちゃの雰囲気を味わってみたかっただけ”と心の中で言い訳しつつ、
拘束されたウサギを野に放つことにした。

「じゃ、次はせめてもらおっかな、、?」

予定通りを装い、ベッドに横たわる。あとは一方的にせめられるだけ。
重装備で戦地に赴いたのに、ろくに攻撃する事なく惨めに敗走。

ああ、でもやっぱコレはいい、、
上にまたがったるなちゃんに乳首を舐められた瞬間、無条件幸福(誤字

(あぁ、、)

もう二度とせめません。戦争反対。

オレはせめるのに向いてないのかもしれない。