【ありさ編vol.5】ムスコの覚醒

■プレイ開始
ベッドに座った俺の前に膝まづき、ありさちゃんが俺の靴下を脱がし始めた。こんなにカワイイ子が、仕事とはいえ俺の靴下を脱がせてキレイにたたむ姿に申し訳なく思った。次々に服を脱がせてもらいながら、世間話と身の上話をする。
ありさちゃんは地方から出てきて2か月。この業界の経験は浅いらしい。誰に誘われるわけでもなく、自ら応募したとの事。プライベートにどこまで踏み込んでいいのかわからず、イヤな事を聞いてしまったかもしれない。家族や友人関係についてはさすがに聞くつもりもなかったが、ありさちゃん自ら23歳の弟がいると教えてくれた。
(ありさちゃんもプロフィールでは23歳だよね、、確か。)
脇の甘さか、素直さか。
ま、多少のサバ読みは織り込み済み。25,6歳なのかな。
俺が脱ぎ終わると、今度はありさちゃんがワンピースを脱ぎ始めた。目の前で女の子が服を脱ぎ始めるのを目の当たりにして、これ現実なの?と困惑する。なんのためらいも恥じらいもない。
いやいや、そもそもそういう店でしょ、と自分を納得させようとしても、思考回路が追いつかない。ほんの5分前まで互いに顔も知らなかった二人が裸をさらけ出している。あまりに非現実的すぎて逆に興奮しない。この状況をどう理解したらいいんだろう。
何の指示も降りてこないムスコは、まだ寝たまま。
普通、こういう状況を想像しただけで勃つよね?
■どうしたらいいの?
互いに服を脱ぎ終えると、手を繋ぎ、風呂場へ向かう。これまで何度もAVで見てきたスケベ椅子。そこに俺が座る。おっぱいむき出しで素っ裸の若い女の子が俺の眼の前に膝まづいている。なんだこの状況?
ありさちゃんが俺の体を泡で洗い始めると、ゾクゾクっと経験した事の無い鳥肌が立った。大きいおっぱいを使って丁寧に洗ってくれる。コレで充分。もう23000円のもとは取ったような気になり、あとはおまけでもいいと思った。
洗体のあとバスタブに入り、歯磨きをする。口をゆすいだ水をどこに吐き出していいのか分からない。こういうシーンはAVでは観た事が無い。あったとしても早送りしてる。
「そこらへんに吐いていいよ」
そういうものなのか。続けて茶色い消毒液でうがい。これもまたそのへんに吐き出す。体も洗い、口もキレイにしたところでようやく準備OKということなのかな?
ありさちゃんがバスタブに入ってきた。女の子と同じバスタブに入るのは初体験。狭い中で女の子と膝を突き合わせている状況は興奮よりもむしろほっこりする。しばらく向き合って会話をしているけど、この後どうしたらいいんだろう?ありさちゃんは落ち着いている。
もしかしてここまではルーティンで、ここから先はシナリオなしのフリースタイルなんだろうか。ありさちゃんの「全部任せて」を信じて受け身でいくか、それともこっちからアクションを起こすべきか。迷った挙句、とりあえず手を握ってみた。何の拒否反応もない。
思い切って手をこっちに引き寄せてみると、そのままありさちゃんが上に覆いかぶさるような体勢で、ディープキスした。何もかもどうでもいいような最高の気分。長いキスが終わると、スムーズな動きでありさちゃんが俺の腰を持ちあげて、咥える。いわゆる”潜望鏡”ってヤツか。
(ほぉぉぉ、、マジかぁぁぁ、、)
ここでようやくムスコが意識を取り戻した。
「よかった。やっと勃ったね笑」