【みき編vol.3】未経験でオープンラスト4日目の家出少女

■ん?ゆとり系なの?

待ちに待った19歳新人のみきちゃんと対面。

業界未経験ながら、入店初日からオープンラストのフル出勤4日目。この仕事は初日で辞める子も多いみたいだから、今日までいてくれたことに感謝。おまけにプロフィールで”完全顔出し”してるだけあって、メチャメチャかわいい。

(けど、、すっぴん?)

俺「あ、おはよう」
嬢「・・・」

無言かよ。

(やっぱ疲れてんのかな、、?)

そりゃ、いくら若いとはいえこの業界に飛び込んでいきなり毎日18時間働いてたら、疲れない方がおかしい。今日もまだ朝8時前なのに2人目の客なわけで。

昨日もラストまで働いてインターバルはおそらく6時間もない。いくら性欲があったとしてもコレはキビシイ。マラソン完走どころか、箱根駅伝を一人で完走するレベル。

ちょっとした罪悪感を感じながら部屋に入りベッドに座ると、みきちゃんはメイクを始めた。

嬢「ねむ~い、、」
(お、マジかよ、、)

ま、起きてすぐ仕事だから眠いのはわかるけど、それを客の前で言う?

(つーか、まずメイクやめろや、、)

いきなり険悪な雰囲気にしても仕方がないので、メイクの間に話を振ってみた。

俺「みきちゃん、この仕事初めてなの?」
嬢「うん」
俺「かわいいから人気あるでしょ笑」
嬢「んー」

YesかNoだけ返事が来る。

メイクが終わったと思ったらスマホをチェック。ゆとり系なの?客商売だよね?

(こりゃ、コッチから言わないとダメだな、、)

俺「みきちゃん、お風呂いこうよ」
嬢「んー、、わかった」

もちろん脱衣サービスなんかない。

気が乗らない実習をさせられてる学生みたいなテンションで洗体を済ませると、バスタブにも入らずみきちゃんは自分の体をタオルで拭き始めた。

(オレまだ湯船に入ってるんですけど、、)

ベッドに入っても指示を出さないとみきちゃんは動かない。とにかく自分の事が気になるらしく、ずっと髪の毛と乳首と性器の状態をチェックしてる。

コレ、帰っていいかな?(怒

■オトナの対応

ソコソコの金を払ってこの接客かよという気持ちもあるけど、いまさらキャンセルできるわけでもないし、、

(逆に優しく接してみる、、?)

俺「みきちゃん、大丈夫?」
嬢「んー、ちょっと痛い」
俺「どこが?」
嬢「ココと、ココ、、」

初めてまともに答えが返ってきた。どうやら乳首とマンコが痛いらしく、ちょっと出血してるんだとか。19歳未経験の美少女にテンションのあがったオッサン達がこの3日間、力加減を考えずにせめまくったんだろうな、、

この仕事を選んだのも、フル出勤してるのも本人の意思。とはいえ、19歳の女の子が体の痛みを訴えてへこんでる姿を見て、ココまで追い込んでしまったオッサン界の一員として少しばかり連帯責任を感じる。

部屋に入ってから化粧を始めたことや、そっけない対応だったのは自分の身を守るためだったのかもしれない。

(楽しみにしてきたけど、今日はせめるのはやめるか、、)

さすがに痛いと言ってる子に我慢しろとは言えない。

(でも、、残りの時間どうしよう、、?)

嬢「パイズリとかフェラなら大丈夫」
俺「じゃ、それでお願いできる?」
嬢「うん、ゴメンね」

むしろコッチがゴメンなさいだわ。かわいそうだと思いつつも、射精はしたい、、

フェラで抜いてもらったあと、ちょっと聞いてみた。

俺「みきちゃん、働きすぎじゃない?大丈夫?」
嬢「・・うーん、、」

プレイ後ちょっとだけ打ち解けて、少しずつ話してくれるようになった。話を聞く時間はたっぷり残ってる。

みきちゃんはどうやら家出してきたらしい。泊るところがないのでラストまで働いて毎晩店泊してるのだとか。オープンラストの連勤なのはそういう理由だったのか、、

“顔バレなんか関係ないし、セックスは遊び”

そんな軽い感じではなかった。

こんな若くてカワイイ女の子に一体何があったんだろ?コミュ障の自分にはそこまで深堀りできないのが悲しいけど、知ったところで何かやってあげられるわけではないし。

(あ、チップ1000円だけあげるか、、)

みきちゃんがこの仕事を続ける事を喜ぶべきか、辞める事を喜ぶべきかは分からないけど、どちらにしてもしばらくシフトが気になっちゃいそう、、